つなぐマガジン vol.11 page 17/24
このページは つなぐマガジン vol.11 の電子ブックに掲載されている17ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。
概要:
part_03マンションの防災マニュアルとは?災害が発生した際、被害を最小限に抑えるために、あらかじめ役割分担や安否確認の方法、避難の方法など行動指針を細かくまとめておくもの。マンションの場合、規模や設備、....
part_03マンションの防災マニュアルとは?災害が発生した際、被害を最小限に抑えるために、あらかじめ役割分担や安否確認の方法、避難の方法など行動指針を細かくまとめておくもの。マンションの場合、規模や設備、居住者構成などによって内容や方針が変わるため、それぞれのマンションに合わせて作成することが重要となる。マンションに合わせたカスタマイズが大切なんですねあおば山の手台グラン・ジャルダン防災マニュアル作成の流れSTEP3議論の結果をマニュアルに落とし込むSTEP2アンケートを行い居住者の防災意識を確認STEP1有志による勉強会で被害の可能性を検討議論を通じて数々の案は出るものの、マニュアルとしてはなかなかまとまらない。素人だけで作って良いのかという不安の声もあり、専門家に相談することに。つなぐネットコミュニケーションズのサポートが入り、制作は加速度的に進んだ。居住者の方々が防災に対してどれくらい関心をもっているのかを調査すべく、アンケートを実施。その結果、80%以上の世帯から回答が得られたという。防災マニュアルの必要性や、助け合いの重要性を訴える意見も多く、居住者の防災意識の高さが実感できた。5年ほど前から防災についての勉強会を定期的に開催。“このマンションでは、どれくらいの規模の地震で被害が出る可能性があるのか”を検証することから議論をスタートさせた。市の防災計画書など、公的な資料を多数取り寄せ、防災知識を深めていった。POINTマニュアル作りに“完成”はない防災マニュアルとは一度作ったら終わりというものではなく、居住者からの反響や、時代の移り変わりによって、その内容は改善、改良されていく。ここで紹介しているSTEP1?5をマンション内で、絶えず繰り返していくことが、防災マニュアル作りにおいて、とても大切なことなのだ。STEP5修正を重ねてマニュアル作成は大詰めに防災訓練を通じて発見した改善点などを反映しつつ、マニュアルは仕上げ段階へ。発災72時間以内と72時間以降にやるべきことが時系列で示され、実践的な内容にまとまった。委員会では管理規約と同じく、居住者が“遵守すべきもの”として権威づけていく。STEP4防災訓練を通じてマニュアルの内容を検証2012年秋に実施した防災訓練では、防災委員会が事前に作成・配布した「災害連絡カード」を各戸の玄関ドアに貼り出してもらい、回収後、本部に報告するという流れを防災マニュアルに則って検証。その結果、実用性を確認することができた。マンションの防災対策は、つなぐネットコミュニケーションズにご相談ください「マンションの防災対策って、まず何から始めたらいいかわからない……」。そんなときはお気軽にお問い合わせください。防災計画の立案から防災マニュアルの作成、イベントの企画まで、つなぐネットコミュニケーションズがサポートいたします。お問い合わせつなぐお問い合わせフォームはつなぐネットコミュニケーションズこちらフリーダイヤル0120-919-077(平日10:00 ? 18:00)bousai@tsunagunet.com防災対策015