つなぐマガジン vol.11 page 7/24
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マンションの防災備蓄最前線食料編どのような食品をどのくらい用意すればいいの?あると便利な流通備蓄食目安は10日分。食べては買い足す「流通備蓄」がおすすめです!防災用だからと、普段食べない食料をいっぱい買....
マンションの防災備蓄最前線食料編どのような食品をどのくらい用意すればいいの?あると便利な流通備蓄食目安は10日分。食べては買い足す「流通備蓄」がおすすめです!防災用だからと、普段食べない食料をいっぱい買い込んでも賞味期限の管理が難しくなってしまいます。そこでおすすめなのが「流通備蓄」。普段から食べ慣れているものを、少し多めにストックするという方法です。お米や乾麺をはじめ、乾物、レトルト食材や缶詰など、常温保存できるものであれば、特に非常食用の長期保存タイプでなくても大丈夫。それらを普段通りに食べて、減った分だけ買い足します。なるべく家族が好きなものを買いそろえることで、回転率が上がり、賞味期限切れの心配もなくなります。必要量の目安は10日分。献立を想定して、食材をそろえる訓練をしてみましょう。主食類無洗米があるととぎ汁を節水できます。省エネを考えると火の通りが早いそうめんなどもよいですね。レトルト類備蓄食料として使う際に、飽きてしまわないよう、いろいろな味がそろうように準備しましょう。缶詰類果物や魚などがすぐ食べられる状態で確保しておける缶詰は、種類も豊富にそろい、重宝します。乾物類海苔などの乾物は、ビタミン・ミネラルの補給に最適です。おやつとして小腹を満たすのにも使えますね。電気やガスが使えなかった場合はどうしたらいいの?調理用の熱源は準備しておくことが大切です。備蓄食料の置き場所に困っています!冷蔵庫もひとつの備蓄倉庫と考えましょう。災害時のライフライン停止に備え、カセットコンロなどの熱源は必ず用意しておきましょう。そして普段からよく使い慣れておくこと。燃料となるカセットボンベも、使いながら少し多めに「流通備蓄」をしておくことがポイントです。また、電気、ガス、水道の中で最も復旧が困難なのが都市ガスと言われています。キッチンがガスコンロの場合、IHクッキングヒーターなども併せて備えておくと安心ですね。冷蔵庫をのぞいてみると、かなりの量の食材が入っていることに気付くはずです。災害時、停電の直後に食材が傷むわけではありません。冷凍庫のものを冷蔵庫に移動し、傷みやすいものから順に食べるようにすれば、数日間の食材が備蓄されていることと同じになります。ただし夏季は食材の傷みが早くなりますので、充分に注意が必要です。005※写真はイメージです。