つなぐマガジン vol.12

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つなぐマガジン vol.12

マンション省エネテクニック電気の使用時間をずらすという考え方に注目各家庭で今日からでも始められる省エネに、「ピークシフト」がある。無理なく実践できる方法として家庭生活に取り入れてみよう。PART03電力ピークをずらす基本編まずはピークシフトの基本を確認電力需要のピークから電気を使う時間帯をずらすことが目的。“ピークシフト”という言葉を聞いたことのある人は多いはず。具体的にどのような取り組みのことを指すのか、まずは基本を学んでいこう。[一般的なピークシフトのイメージ]ピークシフト前ピークシフト後電力需要夜ピーク電力昼昼間の電力使用を夜間へシフトピークシフト前と後を比べると、ピーク電力の最高値は下がっているが、使用電力の全体量は変わっていないことがわかる。使用時間を意識すれば、無理のない省エネができるのだ。夜大ピーク電力」で決まる仕組みにできるだろう。の「基本料金」は年間を通じた「最無理のない継続的な省エネが実現てしまう。具体的にいえば、電気なくてもできる範囲で取り組めば、コストが電気料金にもはねかえっだけをずらす。生活リズムを変え設備の利用効率が悪くなり、そのイマー機能が付いている家事家電られるので、需要の波が大きいとという考え方である。たとえばタ備は需要のピークに合わせてつくク以外の時間帯にずらして使おうって波があるが、発電のための設可欠な電気もある。その分はピーする。需要には季節や時間帯によ快適な暮らしを続ける上で必要不電力の需要に応じて発電量を調節いうこと。節電努力は大切だが、ておくことができない。そのため、電気を使う時間帯を「ずらす」と発電所でつくられた電気は貯めの波をなるべく平らにするために、あるのをご存じだろうか。ピークシフトというのは、需要「ピークシフト」という考え方が電気料金削減にもつながる。節電以外の省エネ方法として、ば、過剰な設備投資を抑えられ、環電境力と使家用計のにピ優ーしクいシフトは需要の波をなるべく平らにできれ価)」は使った電力の量で決まる)、なっているため(「電力量料金(単冬の一般的な電力の使用状況電力使用(kW)活動の開始とともに電力の使用が増えてくる日の入り・気温の低下とともに、照明や暖房などの電気の使用が増えてくる夏に比べて、日の入りが早い・気温が低下・暗くなる電力使用のピーク1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24(時間)夏の一般的な電力の使用状況電力使用(kW)・気温が上昇・明るくなる電力使用のピーク活動の開始とともに、冷房などの電力の使用が増えてくる1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24(時間)夏と冬で、電力使用のピークは変わる電力使用のピーク。夏場はわかりやすく日中が高くなっているが、冬場は午前中、夜と2つの時間帯で波が高くなっている。ピークシフトをする上で、知っておきたい事例だ。出典:「でんき予報」(東京電力)www.tepco.co.jp/forecast/html/chigai-j.html008