つなぐマガジン vol.12 page 16/24
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つなぐマガジン vol.12
「マンションに住まう」を考えるサイトが潜入!西京極大門ハイツ流省エネのコツ!京都環境賞受賞の5つのポイントマンションとして初めて京都環境賞特別賞を受賞した西京極大門ハイツ。どのような取り組みが評価され、受賞に至ったのか。そのポイントを紹介。Point3Point2Point1給水加圧式への変更による電力使用量の削減高架水槽のモーターは、従来の15kW 2台から4.5kW 4台に変更。基本料金の減額と電力使用量の削減となった。設備の取り替えは、省エネ化実現の好機と捉え、従来の方法論を大胆に見直すことに成功。“無理なく”にこだわり、省エネを実現するのが西京極大門ハイツ流なのだ。屋上換気扇のインバーター調整設備の更新時期に、省電力化を図るためインバーター方式を積極的に導入。屋上換気扇は、炊事時間帯とそうでない時間帯の出力をプログラム制御して全体の電力を抑えている。設備更新のタイミングで省エネ化をするのが、無駄なく無理のないコツ。共用灯をオールLED化で40%OFF!廊下灯や街灯の電球をすべてLEDに交換したことにより、電力の使用量を40%カット。しかし1日に1時間しか使わない場所の電球を交換しても効果は上がらない。節電効果の秘訣は、LED化で効果がある場所を徹底仕分けしたことにある。Point5Point4全戸を真空ガラスに交換して省エネを実現全戸の窓ガラスを断熱性の高い真空ガラスに交換。各住戸では、エアコンが稼働する夏と冬の電気代が激減した。初期費用2,300万円は16年で採算が取れる予定だという。やはり現実的な試算と実行力が省エネ化実現のポイントだ。既存マンションでここまでデキル!高圧電力一括契約の実現電気代削減のため、従来の個別契約から高圧電力一括契約に切り替え。京都府内で初の事例であったが、居住者の理解と協力により円滑に切り替えが完了した。ここでも集住のメリットを活かした省エネ化を実現している。014