トップ > デジタルライフの歩き方 > 『アプリ』を入れて自分好みにカスタマイズ
日々の生活を、便利に快適にする『デジタル』の知恵をデジタル雑誌『フリック!』編集長の村上タクタがご紹介。
第3回の今回はスマホやタブレットに『アプリ』を入れて、自分好みにカスタマイズをしよう!という話。
大流行のスマートフォンやタブレット。みなさんの中に「周りに勧められて買ってはみたけれども、全然便利に使いこなせない!」と思っている方はいらっしゃらないでしょうか? スマートフォンの場合、たしかにこれまで使っていた普通の携帯とは、いろいろと操作方法も異なりますし、買ってそのままでは、便利な機能が少ないのも事実です。
でも、そこで諦めないでください。というのもスマートフォンやタブレットは、パソコンに「便利なソフト」を入れるのと同じように、お好みの「アプリ」を入れて使いやすくカスタマイズしていくものだからです。しかも、スマートフォンやタブレットのアプリは基本的にパソコンソフトより使いやすく工夫されているため、しばらく試行錯誤していたら、必ず便利に使えるようになるはずです。
今回は誰もが役立つアプリを4本挙げてみました。どれもiOS用とアンドロイド用があるメジャーなアプリです。だまされたと思って、ぜひインストールして触ってみてください。あなたのスマートフォンやタブレットが魔法のように便利になるはずです!
紙に手書きする感覚をスマホやタブレットに再現した傑作アプリ。画面中に何でも手書きで入力できます。自由な手書きに、写真や文字を組み合わせていくこともできるし、手書きの文字を活字に変換させることさえできてしまいます(オプション)。たとえば、書類を取り込んで、その上から手書きで註釈を書き込む、なんてことも可能。スタイラスというスマホやタブレットで使うペンのようなツールがあると、さらに書きやすくなっておすすめです。
ペンの太さや色、透明度などを自由に変更できる。書いた文字を動かしたりできるところは、紙よりはるかに便利だともいえる。手書きを活字に変換することも可能。
すべてを投げ込んでおける箱のようなアプリがEvernote。ちょっとした手帳のように文字を入力しておくこともできるし、写真や、ウェブサイト、書類、音声さえも保存しておくことができます。さらに素晴らしいのは検索能力の高さ。どんなに多くの書類を投げ込んでも、必要なものをピタリと検索できる、まさに必携のアプリです!
たとえば、最寄り駅の時刻表、たとえばレシピ、なんでも保存しておける。
写真を撮影しても、自分が心に思い描いているイメージとは違うことってありますよね。それを簡単に補正できるアプリがSnapseedです。さまざまなフィルターを使って、取り込んだ写真を調整します。画面上で指を上下左右に動かしながら、項目や変化量を決めていく簡単な操作もこのアプリの魅力。暗くなった写真を明るくしたり、傾いた写真を戻したり。より印象的な写真にできるから、スマホで撮った写真をグッと見栄えよくすることができるのです。
写真の傾きを変えることも。傾いて撮った写真を修整したり、より印象的に加工したり。
画面下で使用するフィルターを選べる。これは『DRAMA』というフィルターを使用。
アプリを起動して、スマホの中に入っている写真を選んでいくと、実際の小冊子が作れるという便利アプリがこちら。しかも送料込みで、1冊たったの500円! A6判(文庫サイズ)ながら64ページもある本ができてしまいます。アプリを起動し、ページのイメージに写真を当てはめて、ちょっとした文章を書けば完成。2〜5週間で完成した本が届きます。お支払いは、クレジットカード、キャリア決済、BitCash、楽天あんしん支払いサービスなど各種から選べます。
プリントすると、こんなカタチに。旅行の様子を帰路で本にしてしまい、写真代わりに人数分プリントするというような使い方だってできる。
作成された本。表紙などの体裁は、用意されたものの中から選ぶ。