トップ > 会員のお客様 > はじめてのe-mansion > もう迷惑メールにだまされない!
受信者の同意なしに勝手に送られてくるメールを「迷惑メール」または「ジャンクメール」「スパムメール」などと呼びます。その内容は、商業目的の宣伝メール、違法な宣伝メール、さらには架空請求や、銀行やカード会社になりすました悪質詐欺メールなどの危険なメールも含まれます。また、日本語だけでなく、迷惑メールは世界中から送られてきます。
「マイケル・ジャクソンのメモリアルイベント招待!」「3日後に●●県に地震発生?」「プレゼントに当選しました」など、思わずクリックしたくなる件名を付けているのが迷惑メールの特徴。また、「カード番号を入力してください」といった架空請求や詐欺メールの危険もあります。怪しいメールの件名や内容を信じてはいけません。
迷惑メールには「チェーンメール」といって、他の人への転送を促すものもあります。「こんなメールが来ちゃった!」とお友達に迷惑メールを転送したり、「宛先を間違っています」と親切に相手先に返信しないようにしましょう。
ブログや掲示板などに、安易に自分のメールアドレスを掲載してはいけません。ネットに公開されているメールアドレスを自動的に取り込む迷惑メール業者もあります。
図のように、自分宛ではない宛先でもメールは届きます。これは、「BCC送信」というごく普通にあるメール送信の機能を利用したもの。「CC送信」にメールアドレスを入れると、受け取った人には同じメールを複数の人に送ったことがわかりますが、「BCC送信」にすると、送信されたメールに「BCC」は表示されないのでわかりません。あなたや他にも送られている多数のメールアドレスは、「BCC」欄に入れて送信されているので、あたかも違う人宛のメールが紛れ込んでいるかのように見えるのです。
迷惑メールはあらゆることを偽装します。たとえば、図のように送信者名と宛先があなたのメールアドレスになっていることもあります。これもまた、迷惑メール送信者が、無作為に取得したあなたのメールアドレスを利用して偽装しているのです。その他に、PCに入り込んで迷惑メールを送信する命令を行うウイルス感染の可能性もあります。どちらにしても、セキュリティー対策を施しておくと安心ですね。
有名企業やカード会社になりすました偽装メールは、返信メールやニセサイトへの誘導などで個人情報を入力させようとします。こうした偽装メールは、豪華な景品などで相手を釣ることもあります。届いたメールの内容にまどわされず、まず届いたメールアドレスや内容、記載されているリンク先のURLをよく調べてみることが大切です。
メールに記載のリンク先URLをクリックせず一旦ホームページにアクセスするのも1つの防衛策です。
迷惑メールについて正しい知識を得て、きちんと対策していれば、だまされることはありません。登録していない会社や知らない相手からのメールは、まず迷惑メールかどうかをチェックし、「迷惑メールブロックサービス」などに登録して受け取らないようにするなど、自己防衛を施しましょう。